小島よしおさんが「田んぼの生きもの調査」の魅力を発信

インタビュー　お笑いタレント 小島よしおさん

　全農は、子どもたちに農業と環境の深い関わりや生物多様性保全の大切さを伝えるために、「田んぼのいきもの調査」を実施しています。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、開催できない地域も多くあります。そこで全農は、人気お笑いタレントの小島よしおさんとタイアップし、田んぼの生きもの調査の魅力を伝える番組を制作、小島さんのYouTubeチャンネルで放送しています。田んぼの生きもの調査に挑戦した小島さんに、その魅力や子ども向けYouTubeチャンネルに込めた思い、「食」に対する考え方などをお聞きしました。

五感で楽しめる貴重な体験でした

――今回、田んぼの生きもの調査を体験して、率直に感じたことを教えてください。

小島よしおさん　まずは田んぼの中に素足で入った感触がとても気持ちよかったです。初めはぬるぬるしていて、何とも言えない感触でしたが、途中から癖になって。もう時間があっという間で、気が付いたら1時間半以上経っていました。田んぼに入らないと出合えない虫がいることも分かり、五感で楽しめる、とても貴重な体験でした。

お米を食べることで 農家、生きものを応援したい

――今回、田んぼの生きもの調査を通して子どもたちに伝えたいこと、お気持ちを教えてください。

小島さん　今、お米をはじめ農作物はスーパーやコンビニで簡単に手に入るので、どこでどのように取れているのかを知らない子どもが多いということが気になりました。そういう子どもたちには、お米はこういう場所でこうやって出来ているんだよ、ということも伝えたいです。 生きものがいるのは田んぼがあるから、そして僕たちはお米を食べることで、その田んぼを支えることができるんだということを本当に伝えたいですね。田んぼや田んぼを支えている農家の人たちが減っているので。今回の動画で、田んぼが減っていること、支えてくれている農家の人たちが減っていることに興味を持ってくれる子が1人でも増えるといいなと思います。

休校の子どもたちへ「おっぱっぴー小学校」

――YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」を始めたきっかけを教えてください。

小島さん　きっかけは、新型コロナウイルスの影響で学校が休校になって、子どもたちの学力が下がってしまうのを何とかできないかというところからですね。そういう親御さんの声を聞いたんです。子ども向けにYouTubeでライブ配信などをやっていたので、じゃあ「おっぱっぴー小学校」をやってみようと始めました。今は算数の授業が多いですが、今後野菜栽培についてとか農業系の授業もやっていきたいなと思っています。なので今回の課外授業は僕にとっても勉強になりました。秋の稲刈りの時期にも何かやりたいなと思います。

――小島さんの一番好きな食べ物は何ですか。

小島さん　野菜が好きで、特にゴボウですかね。一緒にライブをやっている先輩が、「おまえの好きなものを歌にしたら」と言ってくれて。ゴボウ料理とかゴボウ茶にはまっていたので「ごぼうのうた」を作りました。

――日常生活で小島さんが「国産の農畜産物」を意識する時はありますか。

小島さん　昨年からTwitterで農産物を取り上げて、その名前や国内の産地、その農産物を食べる映像を投稿しています。また、今年は「フード・アクション・ニッポン」（官民一体となって推進する国産農林水産物の消費拡大の取り組み）のアンバサダーにも選んでいただいたので、「国産」をより意識するようになっていますね。肉も、国産を選んでいます。

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　今回、小島さんが「田んぼの生きもの調査」に挑戦した様子は、YouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴーチャンネル」内で開講している「おっぱっぴー小学校」の特別授業として配信しています。

　また、全農広報部 田んぼの生きもの調査でも随時本企画と連動し情報を発信していきます。

　ぜひ、併せてご覧ください。

こじま よしお　1980年、沖縄県島尻郡生まれ。早稲田大学教育学部卒業。サンミュージックプロダクション所属のお笑いタレントで、「ごぼうのうた」「コメヂカラ」など、農畜産物をモチーフとした歌やダンスで子どもたちに大人気。YouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱぴーチャンネル」では小学生向けの授業で人気を博している。

特別授業　田んぼの生きもの調査はこちら

　その（1）　https://youtu.be/fXKuAoatMJ0

　その（2）  https://youtu.be/gyhVIIzq7g8 

全農広報部 田んぼの生きもの調査Twitterはこちら

　https://twitter.com/tanbozennoh?s=20