野菜集出荷施設「会津野菜館」竣工式を開催

全国初となるJAと全農が共同で設置・運営

　福島県本部がJA会津よつばと共同出資・運営する広域野菜集出荷施設「会津野菜館」が会津若松市内に完成し、6月21日に現地で竣工（しゅんこう）式を開きました。

　JAと全農の共同での取り組みは全国初となる事例で、竣工式には生産者をはじめ、JA、全農、施工業者ら多くの関係者が出席しました。JA会津よつばの長谷川正市組合長から「JA会津よつば・JA全農福島が一体となり、生産体制を確立し、会津野菜館が生産基盤の核となり得るよう精いっぱい努力する」、山﨑周二代表理事理事長からは「機械選果により生産者の作業負担軽減に努め、生産意欲向上で、この会津の取り組みを園芸事業の優良モデルとして全国へ展開していく」と、新施設稼働に向けた展望が示されました。

　会津野菜館は6月26日から本格稼働し、会津全域から集荷された「キュウリ・アスパラガス・チェリートマト」の3品目の選果・選別作業を行い、県内外へ会津産の新鮮な野菜を出荷します。