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秋田県本部

県内小学校へ食農教材を贈呈

クリアファイルに加え、新たに下敷きを作製

 秋田県本部とJAバンクあきたは、それぞれ小学生向けの食農教育の補助教材を作製し、4月7日に秋田県に贈呈しました。


 秋田県本部は平成18年度から小学生向けの食農教材、平成22年度からは、お米や野菜など県内の農畜産物や、農業と食に関する情報を掲載したクリアファイルを県内の小学5年生に贈っています。今年度のクリアファイルは、「牛乳ができるまで」をテーマに酪農家の一日の仕事、牛乳が食卓に届くまでに多くの手間がかかっていることや、牛乳には児童の発育期に必要な多くの栄養素が含まれていることを紹介しています。また、日本の食料自給率が、食生活の変化などにより低い水準になっていることや、食料の多くを輸入に頼ることの問題点に触れ、子どもたち自らが実践できる事例を紹介しています。

 今年度は新たに「下敷き」を作り、米づくりの学習に役立ててもらえるよう「秋田のお米づくりカレンダー」と、「秋田県の農業」について興味をもってもらえるよう、お米の生産量や品種、生産されている農産物や農業人口を掲載しました。

 県庁で行われた贈呈式で目録を受け取った川原誠副知事は「学力も全国トップである秋田県なので、この教材を活用し、農業について大いに勉強してもらいたい」と話しました。

 クリアファイルと下敷きは、県内の小学5年生と特別支援学校の児童・生徒に届けられます。

贈呈式に出席した左からJAバンクあきたの木村直人支店長、川原副知事、秋田県本部の佐藤英一副本部長
「牛乳ができるまで」と「日本の食料自給率を考えよう」をテーマにしたクリアファイル
今年度新たに作った「秋田のお米づくりカレンダー」と「秋田県の農業」の下敷き

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