ニュース&トピックス
米穀部
2020年3月23日(vol.919)
JA秋田おばこと加工用米で長期契約
生産者、実需者双方のニーズに対応
全農は3月4日、秋田県JA秋田おばこと加工用米の複数年契約(令和2〜6年産)を締結しました。
対象期間は令和2〜6年の5カ年産、契約数量は毎年1万㌧で、対象期間、数量ともに加工用米では過去に例のない契約です。
JAは長期・安定的に加工用米を生産したい生産者のニーズに、全農は長期・安定的に原料を確保したい実需者のニーズに応えようと、契約を締結しました。
同日に秋田県内で開いた契約締結式では、同JAの小原正彦組合長が「組合員の安心した米生産を支援できる」、全農の高尾雅之常務が「この契約をモデルに全国規模で長期契約が拡大するよう努めたい」とあいさつしました。
全農は米生産者の営農安定のため、今後も米穀全体で複数年契約の拡大に取り組みます。