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輸出対策部
2018年2月12日号(vol.832)
在香港日本国総領事館の松田大使が表敬訪問
3月に香港現地事務所を開設予定、輸出拡大に向け意見交換
在香港日本国総領事館大使兼総領事の松田邦紀氏が1月29日、全農を表敬訪問し、長澤豊会長はじめ役員と、香港への輸出拡大に向け意見交換しました。
長澤会長は、昨年10〜11月に在香港日本国総領事館が現地で開いた「日本秋祭in香港」に合わせて、松田大使を訪問しており、それ以来の会談。松田大使からは、昨年の日本秋祭が43万人以上を動員するなど盛況であったことが報告され、今年は全農が参加することへの期待が示されました。
また、長澤会長から、全農が今年3月に香港に現地事務所(現地法人)を開設する予定であることを紹介したところ、松田大使は、「香港の輸入業者・小売業者からすれば、全農は、47都道府県のあれがほしいと言ったら、いっぺんに相談できるのが魅力。その全農が香港に事務所を設けることへの期待は大きい。全農の取り組みに総領事館もバックアップしたい」と語りました。長澤会長は「現地事務所の開設を契機に、スピードを上げて、輸出拡大に取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。
香港は、日本の農林水産物・食品の最大の輸出先で年間1853億円(平成28年)に上りますが、JAグループからの輸出は35億円程度(29年度見通し)で、全農としては、50億円の達成に向けて取り組んでいきます。