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神奈川県
神奈川県本部
2018年1月29日(vol.830)
売れる陳列の演出とは
定休日のJA直売所で実地研修
神奈川県本部農産総合課は、直売所の利用客が増加する12月6日、JA直売所の売り場づくりを学ぶ「販売促進対策研修会」を開き、JA直売所などの店長、スタッフら37人が参加しました。(一社)農協流通研究所の望月章史講師は、売り場の陳列次第で購入点数や再来店客数が増減すると説明、「見やすく、選びやすく、取りやすい」陳列手法を、全国のJA直売所などの売り場写真を例示し紹介しました。
JAかながわ西湘農産物直売所「朝ドレファ〜ミ♪成田店」の協力で、定休日の売り場や販売棚を使い、参加者全員で効果的な陳列について考えました。利用客の導線や目線、値ごろ感、季節感などを意識した陳列方法などを望月講師が助言しました。
朝ドレファ〜ミ♪成田店の黒柳勇副店長は「陳列の基本知識について、店舗スタッフ皆で意見を出しながら勉強できて良かった。利用者を飽きさせない売り場づくりや陳列方法を再考したい」と話しました。
望月氏は「新鮮な地場野菜と心地よい接客に満足すれば、再来店につながる。接客次第で次年度の来店者数や生産者手取りがアップする」と激励しました。