特集
広報・調査部
2019年9月30日(vol.899)
【Web先行】長澤会長ら千葉、茨城、佐賀、長崎の豪雨・台風被災地を訪問
復旧・復興に向けグループ一丸となり全力で支援
長澤豊会長ほか全農役員は、豪雨・台風で被災した千葉県、茨城県、佐賀県、長崎県を訪問しました。
長澤会長は山﨑周二理事長、吉見均常務と共に、9月9日に台風15号の直撃を受けた千葉県のJAいちかわを9月17日に訪問。被害を受けた梨農場を視察しました。
千葉県の被災地に対して全農は9月下旬、JAグループ千葉からの要請で職員を派遣し、廃棄物撤去作業などを行いました。
大澤副会長は、野口栄専務と共に9月24日、同じく台風15号で被災した茨城県を訪問しました。
また、長澤会長は山﨑理事長、倉重徳也常務と共に、8月下旬の豪雨で被災した佐賀県、長崎県を9月24日に訪問しました。佐賀県では浸水・油流出の被害が発生した大町町(おおまちちょう)を視察しました。
長澤会長は「千葉県では破損したハウスの中で収穫間際の梨が傷ついて落果し、佐賀県では田んぼやハウスが油に覆われて作物が枯れてしまい、農家のご自宅の1階は泥と油で埋まり、油の臭気が立ち込める中で毎日生活をされている。そのような深刻な現場をたくさん目にした。被災された農家から現場の窮状を伺う中で、復旧作業が追い付いていない現実を再確認し、災害への対処は常に時間との勝負であることを改めて痛感した。共に助け合うという協同理念の下、引き続き被災地の生産基盤の早期の復旧・営農再開に向けて、JAグループ一丸となり全力で支援していきたい」と述べました。