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秋田県複合型農業パワーアップ大会開催

米政策見直しに対応、稲作に園芸と畜産の組み合わせ拡大へ

 秋田県本部はJA秋田中央会などとともに1月24日、秋田市で「秋田県複合型農業パワーアップ大会」を開きました。

 大会は、平成30年産以降の米政策見直しに伴う産地間競争の激化が想定される中、稲作に園芸や畜産を組み合わせた複合型生産構造の拡大に向けて開催。県行政や生産者、JA関係者など約260人が参加しました。

 大会ではJA秋田中央会の船木耕太郎会長のあいさつ、園芸畜産情勢の報告の後、県内の優良事例として、JAあきた白神から平成27年から稼働し着実に成果を上げている「白神ねぎ」の園芸メガ団地※1について、JA秋田しんせいからは平成29年10月に開牧した和牛周年預託牧場※2について取り組み事例が紹介されました。また、全農の立石幸一参事は「GAPの取り組みと生産振興」と題し講演しました。

 大会の最後には、複合型農業を強力に進めていくとした大会宣言を採択し、ガンバロー三唱を行い、決意を新たにしました。

※1.1カ所に団地化した農地で年間1億円以上の販売を行うもの。整備には秋田県の「園芸メガ団地育成事業」を活用した。

※2.妊娠が確認された牛を分娩(ぶんべん)30〜45日前まで期間預託が可能な施設。増頭や省力化を後押しする。

秋田県複合型農業パワーアップ大会であいさつするJA秋田中央会の船木耕太郎会長

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