ニュース&トピックス
麦類農産部
2019年7月15日(vol.891)
日本の原木乾椎茸と「うまみ」「だし」文化を世界に広めよう
埼玉県久喜市で第52回全農乾椎茸品評会を開催
全農は第52回全農乾椎茸品評会を埼玉県の久喜総合文化会館で開き、農林水産大臣賞ほか優秀者を表彰しました。生産者・関係者ら約170人が参加しました。
原木乾椎茸は、原発事故により東日本産地が直接的な被害に遭うとともに全国的に風評被害を受けました。東日本産地では現在でも出荷再開に向けた懸命な努力が続けられています。昨年から今年にかけては暖冬・少雨の影響もあり、例年にも増して栽培管理が難しい年となりましたが、品評会には昨年を上回る、全国25県から630点の出品がありました。
表彰式で、麦類農産部の鈴木章宏部長は「令和という新しい時代に、関係者一丸となり、素晴らしい日本の原木乾椎茸を未来につなげよう」と主催者代表あいさつをしました。
また、「こうしん中葉中肉の部」で農林水産大臣賞を受賞した鳥取県の上谷春(うえたにはじめ)氏から、「気象や生産環境の変動に対応し、地元の仲間とともに安定生産に努める」と受賞者を代表してあいさつがありました。
全農は、生産者と消費者の懸け橋となり原木乾椎茸をもっと知ってもらい、食べてもらえるよう取り組んでいきます。