JAズームイン

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秋田県
JA秋田なまはげ

産地と消費地が近いこと生かし 「なまはげ」ブランドで活性化

 JA秋田なまはげは秋田県の沿岸中央部に位置する秋田市、男鹿市、潟上市天王地区がエリアです。

スーパーにJAコーナー 地場産野菜のPR強化

管内スーパーの「JA秋田なまはげ」コーナー
  JAは平成30年7月に株式会社あきたベジフルサポートと協定を結び、「なまはげの畑」応援プロジェクト事業を始めました。管内のスーパーにJAのコーナーを設け、専用POPと共に管内産の農産物をまとめて陳列。管内消費者への地場産品のPRを強化し、地産地消の拡大と販売額の向上につなげています。
 

エダマメが初の1億円達成 新鮮な「朝採り」が好評

 農村部と消費地が近いことを生かし、早朝に収穫したエダマメをその日のうちに小売店の店頭に並べて限定販売する「今朝採りたての枝豆」事業にも取り組んでいます。鮮度が命のエダマメを新鮮なうちに食卓に届けることができるため、消費者からは味や香りがいいと好評。管内各地のスーパーでは、売り切れが相次ぐほどです。

 JAでは農家の負担軽減と作業効率の向上のため、共同選果施設を整備。エダマメの栽培は徐々に拡大し、平成30年10月には販売額が1億円を超えました。管内では販売額が1億円を超える品目が徐々に増え、JAはさらなる生産振興に励んでいます。

JA職員が地域行事へ 積極的に参加し活性化

JAマークの「竿燈」を掲げる職員

 東北三大夏祭りの「秋田竿燈まつり」など、管内の行事にJA職員が積極的に参加しています。また、地元住民や観光客が多く訪れる秋田市中心部の「あぐりんなかいち」などJAの農産物直売所では、「秋田竿燈まつり」や花火行事「千秋花火」などのイベントに合わせてさまざまなキャンペーンを展開し、地域のさらなる活性化を図っています。

 昨年夏に県立金足農業高校が夏の甲子園秋田代表に決定した際には、JAが管内産の「あきたこまち」100㌔と特産の「わかみメロン」50人分を贈呈。同校野球部を激励しました。

 JAはこれからも都市農村の食を支えると共に、農業による地域振興に努めていきます。

金足農高の渡辺勉校長(右から2人目)へ米を贈る京極芳郎組合長(右端)
JA秋田なまはげ(秋田県)
概要 平成31年3月31日現在
正組合員数 9172人
准組合員数 1万2767人
職員数 454人
販売品取扱高 83億1千万円
購買品取扱高 39億8千万円
貯金残高 1340億3千万円
長期共済保有高 3319億3千万円
主な農畜産物 米、大豆、菊、ダリア、エダマメ、ネギ、和梨、メロン

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