コミュニケーション
広島県本部
2019年6月10日(vol.887)
全国初 地元JAと全農が共同の直売所オープン「とれたて元気市 となりの農家店」
「拠点型事業の一体運営」・「自己改革の現場での実践」
広島県本部とJA広島中央が共同運営する農産物直売所「とれたて元気市となりの農家店」が5月24日、東広島市にグランドオープンしました。オープン初日は、約2000人が来店され店内は大にぎわいとなりました。
単位JAと全農との「協同事業体方式」に基づく、直売所の共同運営は全国でも初めての試みです。都市近郊で購買力のある同市への出店で、農業者の所得増大につなげていきます。JA域を越えた大型店の開設で、販売力を高めて生産基盤の強化を図ると共に、地産地消を推進し、豊かな地域社会づくりに取り組みます。
県内JAの直売所では最大級の規模で、JA管内の農畜産物だけでなく、県産の農畜産物や加工品を提供します。瀬戸内海を中心に国産の魚介類、県産和牛の「ひろしま牛」、飼料に米をブレンドして育てた県産豚の「お米(マイ)ポーク」などを対面方式で量り売りする精肉、店内の野菜や県産・国産原材料を中心に使用する惣菜コーナーなどがあります。
初年度(約10か月間)の売上高は5億円が目標。2024年度には10億円を目指していきます。
水永祐治県本部長は「JAと共同運営の産直市の展開で、さらなる農業者の所得増大、地域活性化を図りたい」と力強く語ります。
「とれたて元気市 となりの農家店」店舗概要
●住所:広島県東広島市西条町寺家7957-1
●TEL:082-437-5831 ●FAX:082-437-5832
●営業時間:9:00~18:00 ●定休日:なし(盆・年末年始は休業の場合あり)
●アクセス:山陽自動車道西条ICから3.5km、車で約10分
●売り場面積:934㎡(外売り場含む)
●取扱品目:野菜、果物、精肉、鮮魚、惣菜、花き、加工品、米、卵