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広報・調査部
2019年4月29日(vol.883)
全農本所職員がスマート農業で講義
山形県農協青年組織協議会が幹部研修会
山形県農協青年組織協議会が3月28日、山形県山形市で開いた幹部研修会で全農本所の職員が、最先端の技術を活用したスマート農業について講師を務めました。県内のJA青年部員ら約50人が参加。ドローン(小型無人飛行機)の実物も使うなどしながらの研修に、参加者からは経営の効率化に役立てようと、高い関心が寄せられました。
今回の研修は、2月のJA全国青年大会に合わせて全農の長澤豊会長を表敬訪問した山形県農協青年組織協議会役員が、スマート農業について学びたいとの要望を伝えたことがきっかけとなり、本所職員4人が研修会の講師を務めることになりました。
耕種総合対策部は営農管理システム「Z—GIS」と、ナイルワークス社が開発する、ドローンを自動飛行させて農薬散布する技術などを紹介。畜産生産部は、スマートフォンなどで牛の個体情報を把握できるファームノートやモバイル牛温恵(ぎゅうおんけい)について、生産資材部は大型トラクターの共同購入の取り組みについて説明しました。
青年部員からは、ドローンによる農薬散布で大幅な省力化が図られることへの期待の声が上がりました。