特集
畜産事業部
2019年4月22日(vol.882)
家畜伝染病の国内への侵入阻止にご協力を
家畜伝染病が発生している国への海外旅行には十分にご注意ください!
現在、世界各国で鳥インフルエンザ、口蹄疫、アフリカ豚コレラ、豚コレラなどの家畜伝染病が発生しており(※1)、また、平成30年8月以降、隣国の中国で132カ所、ベトナム211カ所、モンゴル11カ所(平成31年3月28日現在)でアフリカ豚コレラが発生しています。ゴールデンウイークには、海外旅行を計画している方も多いと思いますが、家畜伝染病が国内に侵入すると、地域の畜産生産基盤に大きな影響を及ぼします。
全農は、家畜伝染病の発生国への出張・研修は、原則として自粛しており、やむを得ず当該国・地域へ出張する場合は、家畜・家きんを飼育している農場や食肉・食鳥加工処理場などの畜産関連施設へは立ち寄らないこととしています。生産者、JA関係者の皆さまも、鳥インフルエンザ、口蹄疫、アフリカ豚コレラ、豚コレラなどの発生国へ渡航される際には、下の注意事項を遵守するようお願いします。
なお、政府では、国内の豚コレラ拡大を受け、平成31年4月22日から海外からの肉製品の違法な持ち込みに対する対応を厳格化していますので、ご注意ください。
※1 農林水産省 Webサイト(世界の家畜伝染病の発生状況)
※2 畜産農場において、病原体の侵入を防止するために衛生的な管理が必要となる区域