ニュース&トピックス
生産資材部
2019年2月25日(vol.874)
東北広域部品センターが稼働
農業機械部品の供給体制を強化
全農は、東北4地区を供給エリアとする農業機械部品の広域物流拠点「東北広域部品センター」を宮城県大和町に設置し、1月7日から受注・出荷を始めました。東北広域部品センターのスタートに当たり、1月23日には、関係者出席のもと開所式を行い、新しい施設と配送の安全祈願を行いました。
県域を超えた広域部品センターは、現在全国で7カ所が稼働しており、農業機械の迅速な修理・整備対応を目的に、即納率(受注当日出荷件数の割合)の向上に取り組み、おおむね80%以上という成果を挙げています。
東北広域部品センターは、青森・岩手・宮城・福島の4県を供給エリアとしスタートしました。今後、供給エリアを広げるとともに、アイテム数を3万5000点まで増やし、全農の広域部品センターとしては最大規模となる予定です。
また、夜間配送による翌朝JA納品を行う他、部品業務の効率化を目的にシステム導入も進めています。JA農機センターには、オンライン発注、パーツリスト検索などに利用する「M−Web」を設置するとともに、東北広域部品センターには、物流管理にバーコードシステムを導入し、迅速化・正確性を期しています。
東北広域部品センターの稼働により、管内のJA農機センターへの迅速な部品供給を通じて生産者・JAへのサービス向上に取り組んでいきます。