平成30年度プラント施工管理担当者を認証

施設の多様化するニーズに対応し育成、技能向上へ

　全農は平成30年度プラント施工管理担当者認証試験を実施し、これに合格した「一級認証プラント施工管理担当者」２人、「二級認証プラント施工管理担当者」７人を平成30年11月28日、それぞれ認証しました。

　カントリーエレベーター、選果場等の共同利用施設は、生産物を均質かつ大量に処理する機能に加え、働き手の不足等からプラント設備の省力化・効率化等の他、老朽化した設備の更新・修繕保守費用の低減も求められています。

　施設の多様化するニーズに対応し、規模決定、基本設計、施工業者選定、施工管理を施主の対場に立って実施・支援する担当者の育成と技能向上をはかるため、全農は平成26年度より認証制度を設けています。

　一級認証プラント施工管理担当者は、「自ら業務を行う他、自己研さんに努め、後継者を育成する者」、二級は「プラントの設計・施工管理業務を遂行するのにふさわしい知識を持ち、上級認証者の指導を受けて業務を行い自らの技能向上に努める者」として、これまでに一級20人、二級52人が認証され、施設建設に関わる業務に取り組んでいます。