農産物直売所「あすかてくるで」 大阪産(もん)を発信・PR
JA大阪南は、大阪府の南東部(南河内地域)に位置する都市近郊JAです。
農産物直売所「あすかてくるで(明日も来ます)羽曳野店」が、2006年にオープン。14年に「あすかてくるで河内長野店」がオープンしました。“地産地消”と“安全・安心”を合言葉に南河内の四季折々の野菜や果実などを販売しています。
システム管理を導入 出荷農産物の品質管理
直売所ではシステム管理を導入しており、ポイントカードの活用によるリピーター確保と客層の分析、地域のニーズに合った売り場づくりに取り組んでいます。生産者が記録する防除日誌をシステム連動で管理し、出荷基準に合った農産物だけを出荷しています。果実は、JA職員が試食や糖度計での品質をチェックします。
南河内地域はぶどうの産地で、現在、JA管内で生産しているぶどうは「デラウェア」「巨峰」「シャインマスカット」など80品種を超え、どれも人気を博しています。
店舗職員が全品種を試食し、特長やセールスポイントなどを記載した手作りPOPを店内に掲示しています。
河内長野店の売り場充実を目指し、TAC担当者が、河内長野店への出荷者を対象に、苗や種、球根を無償で提供。ジャンボピーマン、ミニハクサイ、とんがり帽子(極早生キャベツ)、など特長ある野菜を提案し、産地化を進めることで、有利販売に取り組んでいます。
大阪特産「大阪なす」コンビニから発信
大阪府内のコンビニ・セブン-イレブン171店舗で18年5月22日~6月11日、大阪産(もん)に登録されている「大阪なす」を使用した「麻婆茄子(マーボーなす)丼」を限定販売しました。商品開発にはJA大阪南茄子部会も加わり、大阪なすの特長を生かした逸品が完成。「麻婆茄子丼」はボリューム満点で食べ応えがあり、期間終了まで軒並み完売となりました。
JA大阪南は、これからも組合員と地域住民の期待とニーズに応えるべく、JA直売所の充実を図るとともに、自己改革の実践を通じ、新しい時代に対応しうるJAを目指します。
概要 | 平成30年3月31日現在 |
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正組合員数 | 1万34人 |
准組合員数 | 3万1920人 |
職員数 | 421人(パートを除く) |
販売品取扱高 | 14億円(ファーマーズ事業除く) |
購買品取扱高 | 11億円 |
貯金残高 | 6037億円 |
長期共済保有高 | 7989億円 |
主な農作物 | 水稲、なす、きゅうり、ぶどう、いちじく、みかん、もも、えびいも |