「京急あきたフェア」が10周年 秋田の魅力を首都圏へ発信
京浜急行電鉄と秋田県本部の共同企画次々と
秋田県本部は平成21年から、京浜急行電鉄株式会社との共同企画として「京急あきたフェア」を毎年開催しています。このイベントは、秋田県が、首都圏での県産品の認知度アップのため、アンテナショップ「あきた美彩館」を京急グループの施設「ウィング高輪WEST」にテナントとして出店したことがきっかけでスタートしました。
食の大切さや環境配慮の必要性を学び消費者へ伝える
京急グループ社員がお米の生産過程を実際に体験することで食物の大切さや自然環境への配慮の重要性をあらためて感じ、販売活動に生かす「あきたecoらいす応援プロジェクト」もこの年にスタートしました。環境にやさしいお米「あきたecoらいす」の田植えから稲刈りを行い、京急グループの百貨店やスーパーなどで京急オリジナルの米袋で販売しています。多くのお客さまから、とがずに炊ける無洗米の販売をご要望いただき、今年からラインナップに加わりました。
「京」急と「秋」田の絆で皆さまに「恵」を
今年、フェア10周年に加え「京浜急行電鉄創立120周年」を同時に迎えることを記念し、平成29年に「京急オリジナル日本酒をつくろう!! プロジェクト」を発足しました。湯沢市酒米研究会・秋田銘醸株式会社・JAこまちの協力で、京急グループ社員が酒米の田植えから酒造りまで取り組み、完成した純米吟醸酒「京秋(けいしゅう)の恵」は数量限定2000本で発売しました。
また、秋田県産うるち米の生地に男鹿産の甘エビを練り込んだ揚げ煎餅(せんべい)「淡雪ふわり」もオリジナルのパッケージで発売しました。
ほかにも首都圏在住の女性を対象に「あきたのお米と食・日本酒を楽しむ日本酒女子会」などさまざまなイベントを開催し、秋田の魅力を首都圏でPRしています。
秋田県本部は、今後も京急グループ・県と連携を図りながらフェアの充実を進め、首都圏における秋田県産農畜産物の認知度向上とファン拡大に努めていきます。