魅力ある店舗づくりで組合員満足度の向上を
JA-POP甲子園2018最優秀賞・金賞が決まる
全農は9月14日、東京・大手町のKKRホテルでJA資材店舗での農薬などの陳列・POPを競い合う「JA-POP甲子園2018」表彰大会を開きました。「JA-POP甲子園」は2002年に開始して以来、今年で17年目を迎えました。開催当初は34JA、43店舗でスタートした企画ですが、今年度は38都府県の154JAから498店舗が参加しました。今年の大会では、「ラウンドアップ部門」・「AVH・MY部門」・「作物別部門」の3部門に加え、特別企画として「カッパ天国エース陳列コンテスト」と今大会から新設した「ジェイエース・ペンコゼブ農薬陳列コンテスト」の2企画で審査しました。
魅力ある店舗づくりへ
JA-POP甲子園の目的は、①JA資材店舗の活性化による組合員満足度向上②春の当用期における実績拡大(競合店からの切り替え)です。主な取り組み内容は、第一に系統独自の大型規格農薬を中心に、商品売り出し期である3~4月より前に実施する「早期陳列」の強化。加えて分かりやすいPOPを用いた組合員へのアピール。そして、売上実績の数値化を行うことで成果の検証を行います。
今大会も全国各地から、POPや商品陳列技術が非常に高い店舗や、オリジナリティーあふれた売り場の応募がありました。また、JA水戸南部営農資材センターひぬまセンターはAVH・MY部門の大型陳列で2連覇を達成し、JA西都グリーンセンターは初出場ながら、カッパ天国エース陳列コンテストで金賞に輝きました。
店舗の提案力を強化
今大会では特別企画として「カッパ天国エース陳列コンテスト」「ジェイエース・ペンコゼブ農薬陳列コンテスト」を実施しました。中でも初開催の「ジェイエース・ペンコゼブ農薬陳列コンテスト」は、全農が推奨するジェネリック農薬として、両剤の正しい使い方、ジェネリック農薬ならではの価格メリットの訴求を目的に実施しました。
応募いただいた店舗では、両剤のマスコットや作物の模型の設置はもちろん、使用者にとって有益な情報の提供・購買意欲を喚起するPOPを設置するなど、アイディアの詰まった売り場づくりがなされていました。
職場のチームワークが向上
表彰大会では各部門の大型陳列・簡易陳列で最優秀賞を受賞した5店舗と、特別企画で金賞を受賞した2店舗からスピーチをいただきました。「売り場づくりを通じて、お客さまとの会話が増えた」「他の店舗を参考にしたり、店舗スタッフと相談したりと試行錯誤を繰り返した」というコメントの他、「この場にいるのは自分だけの力ではなく一緒に働く店舗スタッフのおかげ」といった関係者への感謝の言葉も聞かれました。