各県本部が農機展示会やフェア開催
共同購入トラクターや農業用ドローンに熱いまなざし
各県本部はそれぞれ、最新鋭や中古農業機械の展示・フェアなどを開きました。来場者から共同購入トラクターや農業用ドローンの展示、実演が注目を集めていました。
秋田県本部
第31回秋田県農業機械大展示会
秋田県本部とJAグループ秋田は6月14~16日、「農業の進化をその目でキャッチ!!」をテーマに、秋田市の県立スケート場で「第31回秋田県JA農業機械大展示会」を開き、期間中約4400人の来場者でにぎわいました。
農機メーカー各社の最新鋭農業機械の展示をはじめ、種まきから調製・出荷作業までの一連の機械を展示する「園芸作物機械化一貫体系」コーナーを設け、エダマメ、ネギに関する機械の展示や栽培技術の提供を行った他、肥料や農薬、農産資材の展示、営農や農業資金に関する相談コーナーを設けました。
また、農業機械の知識の習得を目的に全県JAのTAC担当者研修会も会場内で開き、ドローンや農業機械の自動化について学んだ他、エダマメ・ネギの生産振興に向けた取り組みについても研修しました。
福島県本部
アグリフェア2018inふくしま
福島県本部は7月11~13日、郡山市のビッグパレットふくしまで、「アグリフェア2018inふくしま」を開きました(今年で31回目、本会場では18回目)。
展示会では、価格を抑えた「共同購入トラクター」の紹介や、大規模生産者向けのフレコン出荷設備による出荷体系紹介コーナーを設置しました。また、各出展メーカーでは、営農管理をデータ・数値によって見える化した情報通信技術の搭載が際立っており、多くの農家が興味・関心を示していました。
今年度は3日間で3308人が来場し、終日にぎわいました。
茨城県本部
ダイナミックフェア2018
茨城県本部は7月7~9日、茨城町の県本部農機総合センターで第44回農機・生産資材大展示会「ダイナミックフェア2018」を開き、期間中に7200人以上が来場しました。
「スイッチ! 稼ぐ未来(あした)へ」をテーマに、共同購入トラクターや最新営農技術などを紹介しました。
また、各メーカーのブースやミニ講習会で、「セルフ点検のススメ」と題し、点検の重要性やポイントを来場者に伝えました。この企画と連動して、初めて「工具コーナー」を設置し、幅広い情報提供に努めました。
栃木県本部
第19回JAグループ栃木パワフルアグリフェア
栃木県本部は7月21、22の両日、宇都宮市内でJAグループ栃木の総力を結集した農機展示会、「第19回JAグループ栃木パワフルアグリフェア」を開きました。
目玉は「共同購入トラクター」の展示。他にもメーカー各社の最新農業機械など約1500台の展示や中古農機の情報提供、肥料・農薬や園芸資材の低コスト商品の展示などを行いました。
また、栃木県産の食材を使用した商品の提供や、地元栃木のプロバスケットボールチーム「リンク栃木ブレックス」の選手によるトークショーなどのステージイベントも行い、約5800人が来場し大盛況となりました。
群馬県本部
アグリマシンフェア2018
群馬県本部は県内JAグループ協力のもと、7月14、15の両日、前橋市の県本部総合センターで「アグリマシンフェア2018(第42回農業機械大展示即売会)」を開きました。約40社の企業・団体が出展し、趣向を凝らした展示や実演で最新技術をPRしました。
今年は、生産現場の声を反映した共同購入トラクターの展示や農業用ドローンのデモフライトなども行いました。2日間で約5300人が来場し、大いににぎわいました。
埼玉県本部
夏の農機大展示会
埼玉県本部は県内JA、県JA農機協議会、取り扱いメーカー各社と各連合会の協賛で7月20、21の両日、加須市の「むさしの村特設会場」で「夏の農機大展示会」を開きました。トラクター、田植え機、コンバイン、乾燥機などの多くの新型機種や中古農機を展示し、2日間で約1700人が来場しました。
開会で若林龍司会長は「来場者には懇切丁寧な商談をお願いしたい。また、JAグループでは、生産者の所得増大に向け、自己改革の取り組みをさらに加速させ、完遂させていく」とあいさつしました。
各コーナーでは、各社新機種の特徴などを熱心に聞き入る来場者の姿が多く見られ、活気ある展示会となりました。
特に、7月に発表した話題の共同購入トラクターが非常に好評で、来場者の関心を集めました。
神奈川県本部
農業機械展示予約会
神奈川県本部は8月3、4の両日、平塚市の田村事務所で「農業機械展示予約会」を開き、2090人が来場しました。
各メーカーのブースでは相談者のニーズに合った農機の提案が受けられ、併設会場でのミニ講習会や中古農機入札販売会もにぎわいを見せました。
今回の展示会推進期間に合わせ、農機購入支援対策を実施し、受注実績は計画比105%となりました。
今後も神奈川県本部は「JAグループ神奈川推奨型式」を拡充するとともに、生産コスト低減に向けた推進を積極的に行います。
富山県本部
農機フェア2018
富山県本部は7月7、8の両日、富山市の富山産業展示館で「農機フェア2018」を開き、農機メーカー約35社が大型農機から小型農機まで約1000点を展示しました。
今回は、「生産コスト低減・生産性向上」をテーマとし、先日発表された共同購入トラクターや最新鋭ドローンによるデモンストレーションが注目を集めました。会場は終日にぎわい、2日間で約6300人が来場しました。
岐阜県本部
第26回岐阜県JA中古農機フェア
岐阜県本部は7月13、14の両日、大野町のJAいび川大野営農センターで県JA協賛のもと「第26回岐阜県JA中古農機フェア」を開きました。
中古農機の需要とコスト低減意識の高まりに対応する目的で行い、両日とも県内のJAグループから出展された整備済みの中古農機約80台を展示・販売しました。2日間で約560人の来場者があり、にぎわいました。
鳥取県本部
3会場で農機サマードリームフェア2018
JAグループ鳥取は6月30日、7月1日にJA鳥取いなば、7月6、7の両日に㈱JA中央サービス、7月14、15の両日にJA鳥取西部の3会場で農機サマードリームフェア2018を開きました。
各会場では最新農業機械や中古農業機械の展示をはじめ、鉄コーティングのコーナーを設けコスト低減、省力化の情報提供を行いました。3会場で合わせて約3500人が来場しました。
山口県本部
農機ふれあいフェア2018
JAグループ山口は7月6~8日、山口市阿知須の山口きらら博記念公園多目的ドームで「農機ふれあいフェア2018」を開き、約3300人の組合員が来場しました。
今年度も、「低コスト・省力化・新技術のご提案」をテーマに、農機具メーカー各社による最新機械の展示コーナーをはじめ、営農に関する相談、各連合会などによる農機具の購入資金に関する相談、健康チェックなど、生活や営農を支援するコーナーを出展するとともに、生産者の声を反映し、機能を絞り込んだ「共同購入トラクタ」の特設コーナーを設け、来場者へアピールしました。
大分県本部
JA農機フェア2018
大分県本部とJAグループ大分は8月29~31日、大分市内の大分銀行ドーム(ホワイエ:ドーム内)で「JA農機フェア2018」を開き、3日間で約2500人が来場しました。
会場にはコンバインやトラクターなど大型の農業機械から刈り払い機や小型管理機まで各種農機の展示・販売が行われた他、肥料農薬の販売ブースや農業に関する相談コーナーが設置されました。
JA自己改革コーナーでは話題の共同購入トラクターや野菜用レンタル農機の展示コーナーを設け、新たな農業機械の購入方法として期待される「残価設定型リース」の紹介も行いました。
また、ドローンの模擬飛行をはじめ、各メーカーブースではICT・省力化技術などの新技術が紹介され、毎年好評の米の食味検定サービスも行われました。お買い上げのお客さまを対象にしたお楽しみ抽選会も実施するなどフェア期間中、大いににぎわいました。