コミュニケーション
長崎県本部
2025年3月17日(vol.1104)
【WEB限定記事】長崎県で肉用牛危機突破生産者大会
飼料高騰、枝肉低迷など現状訴え23年ぶりに開催
JAグループ長崎と長崎県JA肉用牛部会長連絡協議会は2月17日、肉用牛経営危機突破長崎県生産者大会を長崎市で開催しました。
県肉用牛生産者大会は、2002年の牛海綿状脳症(BSE)の発生以来、23年ぶりの開催となりました。
畜産業界は、飼料価格の高騰、和牛消費の伸び悩み、枝肉相場の低迷など、これまでにない経営存続の危機に直面しています。同大会は、生産現場の現状を訴えつつ、コスト削減や生産性の向上を図るために、長崎県の肉用牛生産者の将来展望を確立する目的で開催されました。
大会には、大石賢吾県知事をはじめ、自由民主党県支部連合会の古賀友一郎会長や県内各JAの生産者、県行政の関係者が出席しました。
主催者を代表して、長崎県本部運営委員会の真壁正二郎会長と、県JA肉用牛部会長連絡協議会の荒木大作会長によるあいさつが行われました。産地の実情をビデオで紹介し、全農畜産総合対策部の佐藤勧部長と県農林部畜産課の富永祥弘課長による肉用牛振興方針の説明なども行いました。
さらに、若手生産者を代表してJA島原雲仙の荒木健太郎さんと、JAながさき県央の浪瀬誠司さんが決意表明を行い、大会の最後には、県JA肉用牛部会長連絡協議会の長島辰巳副会長を筆頭に、出席者全員で頑張ろう三唱を行いました。
長崎県本部では、消費拡大企画として、全農が運営する通販サイト「JAタウン」内のショップ「もぐもぐながさき」で、3月18日まで割引キャンペーンを実施しています。
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