国際協同組合年キックオフイベント開催

国連のグテーレス事務総長もビデオメッセージ

　2025年は国連が定める国際協同組合年（IYC2025）であることから、2月19日に東京の国連大学でキックオフイベントが開催されました。

　国連が定める2度目の国際協同組合年となった今年、このイベントは「協同組合関係者がIYC2025をどのようにとらえ、進めるか」をテーマに開かれました。

　国連のグテーレス事務総長からビデオメッセージが寄せられ、世界の社会経済開発における協同組合の重要性、期待が表明されました。また、国際協同組合同盟（ICA）のグアルコ会長もビデオメッセージを寄せ、協同組合の世界的な発展とその中での日本の役割の大きさに言及しました。

　その後の実講演では、国際労働機関（ILO）が社会経済開発におけるIYC2025の意義を強調し、イランやマレーシアの協同組合中央組織の代表がそれぞれの活動を紹介するなど、各国の取り組みが報告されました。

　国内からも全国のさまざまな協同組合の取り組みや意義が紹介され、最後に協同組合のさらなる認知度向上に向け取り組んでいくことで一致しました。