ニュース&トピックス
耕種総合対策部・耕種資材部・米穀部・麦類農産部
2025年3月10日(vol.1103)
若手職員育成へ耕種部門連携研修会
中山間地での水田農業を実地と座学で学ぶ
全農は、若手職員育成のため耕種総合対策部・耕種資材部・米穀部・麦類農産部の4部門が主催する「水田農業に関する耕種部門連携研修会」を、2022年度から開催しています。今年度は2月5日に埼玉県JAちちぶ管内の農事組合法人大田営農(以下、大田営農)を訪問し、実地と座学の研修を行いました。
秩父市の実地研修では、大田営農が使用している農機具・農薬などに関する説明を受けて、圃場(ほじょう)を視察しました。座学研修では、大田営農の冨田幸夫組合長が中山間地の営農に関する課題について講演し、参加者同士で対応策を検討するグループワークを実施しました。
参加者からは、「実際の圃場で組合長の説明を聞き、水田で米・麦・大豆を輪作する体系がよく理解できた」「他部門の職員と課題に対して意見を交わし、視点の違う発想や知識を学ぶことができて勉強になった」といった声が聞かれました。
今後も耕種部門では、生産・販売に係る幅広い知識の習得と、生産現場と担い手が全農に求めるニーズの把握を通じて、施策を提案できる職員の育成を目指します。
