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2024年12月16日(vol.1095)
【WEB限定記事】子実とうもろこしを与えた仙台牛発表会
JA古川とJA全農くみあい飼料と共催、市場流通を前に試食も
全農は11月25日、宮城県大崎市内でJA古川とJA全農くみあい飼料(株)との共催によるJA古川産子実とうもろこし給与「仙台牛」の発表会を開催しました。
JA古川管内で大規模な実証により生産された子実とうもろこしを、JA全農くみあい飼料で製造する配合飼料の原料に使用し、管内の肥育牛に給与しました。この子実とうもろこしを給与された肥育牛が、12月から「仙台牛」として市場で流通するのを前に発表会を開催。発表会には、畜産農家や耕種農家、農林水産省の東北農政局などから約300人が出席しました。
発表会では試食会も実施し、JA古川の佐々木浩治組合長は「仙台牛はよくいただくが、今日の仙台牛は別格です」と絶賛。全農の由井琢也常務理事も「脂肪のうまみが最高です」と述べました。
畜産農家の千葉孝幸さんは「生産者の顔が見える国産のとうもろこしを与えることで、自信をもって肉牛をお客さんに届けられます」と今後に期待を寄せました。佐々木組合長も「良いお肉に仕上がったと感じており、消費者に届けていきたい」と手応えと意気込みを語りました。