コミュニケーション
全農アメリカ(株)
全農インターナショナル(株)
2024年12月9日(vol.1094)
【Web限定記事】未来のシェフ、現役シェフが和牛を学ぶ
米ペンシルべニア州の大学で和牛の講義を実施
全農アメリカ(株)と全農インターナショナル(株)は、米国内の和牛販売先であるWagyu Sommelier社と協力して、調理学科を有する大学として有名なドレクセル大学(ペンシルベニア州フィラデルフィア)で和牛の知識や調理法を学ぶプログラムを実施しました。
同プログラムは昨年より開設され、今年は大学の学生のほか、地元フィラデルフィア周辺のレストランシェフを含め総勢約40人が参加しました。
受講生は、3週間かけて「日本産和牛の基本知識」「日本産和牛と他国産Wagyuとの違い」「日本産和牛のカット技術養成」「レシピ・メニュー開発」などの講義を受講しました。また、受講生が開発したメニューの試食会も行われました。
全農グループは、教材の提供や(公社)全国食肉学校の講師派遣などを通じて、カッティングの実演やロイン系(ヒレ・サーロイン・リブロース)以外の部位を中心に、各部位の特長や食肉の取り扱いに関する講義を支援しました。
受講生は、受講後にテストを受験し、合格者には修了証が授与されました。受講生からは「和牛の取り扱いを始めたい」「ロイン以外の部位の魅力が理解できた」といった声があり、シェフに和牛の正しい知識を持ってもらうことが、さらなる和牛の消費拡大につながると実感できる取り組みとなりました。今後も、この取り組みを通じて米国での和牛消費拡大に貢献していきます。