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麦類農産部

馬鈴しょでんぷんのパレット輸送開始

10月から順次トレーラー輸送 フォークリフト作業で時間短縮

 全農は、馬鈴しょでんぷんの生産地である北海道から全国の納入先への安定した輸送力確保を目的として、JA・でんぷん工場・ホクレンと連携し、10月からトレーラーでのパレット輸送を開始しました。


 全農は、北海道産馬鈴しょでんぷんを年間15万t取り扱い、全国約500カ所の倉庫や食品メーカーに納入しています。その半数を占める紙袋製品は、手荷役によるバラ積み輸送のため、今後の輸送力確保が課題となっていました。そこで、JA・でんぷん工場・ホクレンと連携し、2019年から輸送試験を重ね、今年の10月から段階的にパレット輸送への転換を開始しました。

 初荷となった20tトレーラー輸送では、北海道美幌町を出発し1100kmの距離を経て、東京都足立区の倉庫に納入しました。荷崩れなどもなく、積地と着地でそれぞれ2〜3時間要していた手荷役作業は、フォークリフト作業により15〜30分で完了するなど大幅な作業時間短縮となり、取引先や物流関係者から作業の効率化を実感する声が聞かれました。

 今後も、一層のパレット輸送化を推進し、でんぷんの安定供給に努めます。

積地・着地でのフォークリフト作業で作業時間の短縮を実現

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