組織基盤強化へプロジェクトチーム「おもてなシンパシー」合言葉に
JAさいたまは、都心から15kmの首都圏に位置し、9市1町で構成されています。東京都と隣接する南部地区は都市化が進む一方、北部地区は米・麦作が中心の農村地域が広がり、管内は消費地と生産地が併存している地域といえます。
職場活性化と農業発展へ 4部会でジャンプめざす
2018年からは、「組織基盤強化プロジェクトチーム(JANP(ジャンプ))」を発足。昨年からは通称「企画4課」と呼ばれる経営企画広報課、人事企画課、営農企画課、推進企画課が事務局となり、それぞれが「アクティブメンバーシップ強化」「人材育成・組織活性化」「地域・農業活性化」「事業推進戦略強化」の四つの検討部会を運営し、係長以下の職員が中心となって、職場の活性化と地域農業の発展に向けて組織基盤の強化を目指しています。
現在、第6期が活動中で、これまでにLINE公式アカウントの開設や、収穫体験の企画、オリジナルキャラクター「おもてなし娘」の発表など、JAの活性化と内外へのPRなどを通じて、メンバーたちは自身の成長も実感しています。
米、大豆、梨、キウイ 6次化商品の開発進む
また、生産者の所得増大と農業生産の拡大を図るため、6次化商品の開発にも力を入れています。「さいた米(まい)せんべい」には、さいたま市産米「彩のかがやき」を、「ぐるめ米(こめ)だんご」には同市特別栽培米「コシヒカリ」を100%使用しています。
さらに、管内で生産された大豆を使用した「大豆コーヒー」や「大豆コーヒーロールケーキ」、JAさいたまオリジナルブランド梨「黄金の雫(しずく)」の果汁を使用した「黄金の雫 梨ロールケーキ」や「黄金の雫 梨グミ」、管内の生産者が栽培するキウイフルーツ「アップルキウイ」の果汁を使用した「アップルキウイグミ」など、さまざまな商品を販売しています。
JAさいたまは、今後も行動指針に掲げる「おもてなシンパシー」(おもてなし+シンパシー)を合言葉に、全役職員で事業に取り組んでいきます。
JAさいたま(埼玉県)
概要 |
2024年3月31日現在 |
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正組合員数 | 1万7877人 |
准組合員数 | 4万1305人 |
職員数 | 902人 |
販売品取扱高 | 28億7千万円 |
購買品取扱高 | 52億7千万円 |
貯金残高 | 1兆139億8千万円 |
長期共済保有高 | 2兆640億1千万円 |
主な農畜産物 |
米、小麦、大豆、小松菜、 クワイ、イモ類、 梨、イチゴ、花き |