記者クラブと全農役員が懇談

17社28人の記者に農畜産物の適正な価格形成など説明

　全農は11月18日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで農水省の農政クラブ・農林記者会と農協記者クラブの17社28人の記者と全農役員との懇談会を開催しました。

　桑田義文代表理事理事長から農畜産物の適正な価格形成に係る本会の取り組みの説明を行い、「適正な価格形成の実現は、改正食料・農業・農村基本法にもうたわれているところであり、大きな期待を持って注視している。また、法制化後の実効性を高めるために法制化を待つことなく取り組みを進めていく」と述べました。

　加えて、金森正幸常務理事より「直近の米穀情勢と本会の取り組み」、日比健常務理事より「スマート農業と高度施設園芸の取り組み」、由井琢也常務理事より「和牛価格の推移と消費喚起対策」について、説明しました。

　会場では、ニッポンエールプロジェクト第4弾「沖縄県産黒糖」の商品展示も実施し、戸井和久チーフオフィサーより商品紹介を行いました。

　懇談会では、「鹿児島黒牛」や山形県産「雪若丸」を使用した料理なども提供し、和やかな雰囲気の中で親睦を深めました。全農は今後も本会およびJAグループの事業について理解醸成に努めていきます。