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永井潔氏「歴史」江戸末期三河の加茂一揆描く

全農所蔵の大作構想画を一般公開中

 全農が東京・大手町の JAビル特別会議室Aに所蔵・展示していた構想画「歴史」が、作者である永井潔氏(1916~2008年)のアトリエ館で一般公開されています。


 永井潔氏は生涯にわたってリアリズムを追求した画家でした。アトリエ館館長の永井愛氏はその長女で、著名な劇作家として活躍されています。
 同絵画は、江戸末期三河に起きた加茂一揆に想(そう)を得たF150号(2273×1818mm)の作者最大の大作で、闇に揺れる松明(たいまつ)の炎が、命がけの行動に出ようとする農民たちの複雑な心情を照らし出しています。
 全農が寄贈を受け、1965年に旧JAビルに設置。以降、ビル移転を経て現在は現JAビル35階特別会議室に掲げています。

永井潔アトリエ館で公開している構想画「歴史」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永井潔アトリエ館
〒179-0085東京都練馬区早宮4-6-5
第11回企画展「絵画は語る」永井潔の構想画
開催期間 :2024年9月5日~2025年7月26日
開館時間 :毎週土曜日11~17時のみ(年末年始・2月は休館)
入館料  :一般300円

 

 

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