JAズームイン

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JA東京あおば(東京都)

都市農業よ『みらい』へ。 地域と行政とともに

 JA東京あおばは、東京23区の北西部に位置し、管内は板橋区・北区・豊島区・練馬区の4区です。農地面積は313.5haと23区内で最大です。山手線の外側5〜10kmと都心に近く、古くからベッドタウンとして宅地開発が進展し、良好な住環境を併せ持つエリアでもあります。

JAと農家と行政が連携し誰でも触れる「はたけ」を

 2023年3月20日、東京都が指定した農の風景育成地区内にある土地を活用し、JAが練馬区から委託を受ける形で「高松みらいのはたけ」がオープンしました。 オープン前は「(仮称)農の風景公園」として地元生産者や地域住民の代表らと意見を交わしながら、さまざまな作物の栽培を試験的に行っていました。
 オープン後は、誰でも気軽に農業に触れることができるよう、農地公園として1年を通じて開放。JAの職員が常駐して、野菜の説明や畑の案内をしたり、農産物の簡単な調理法などを話したり、来園者の対応をしています。

農地公園として開放
トウモロコシを収穫して喜ぶ親子

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
農のサイクルを通じて都市農業を身近な存在に

 「高松みらいのはたけ」を通じて消費者に農業を身近に感じてもらう企画として、収穫だけではなく種まきから収穫までを一貫して体験し、農業の全容を知ることのできる農業体験イベントも開催しています。
 農のサイクルを感じてもらうために「種まき」「中間作業」「収穫」の3回のイベントに参加してもらう仕組みにしました。さらに、品目ごとに体験コースを設定し、各体験時にはミニ講義や農業のポイント解説も行っています。地元生産者も参加者からの質問に応えるなど、農業をより知っていただく機会を提供しています。
 参加者には、とれたての野菜の味を感じてもらうとともに、地元生産者の庭先販売所でも新鮮な地元の野菜を手にできることをPRしています。今後も都市農業の魅力や価値を伝え、地域に浸透させていくべく、さらなる取り組みを進めます。

地域農家のマルシェも開催
地元イベントの拠点としても活用

 

 

 

JA東京あおば(東京都)

概要

2024年3月31日現在

正組合員数 2655人
准組合員数 2万4556人
職員数 374人
(2024年3月末退職者・パートタイマー・派遣職員を除く)
販売品取扱高 4億9千万円
購買品取扱高 2億8千万円
貯金残高 5029億円
長期共済保有高 7467億円
主な農畜産物

キャベツ、ダイコン、
ブロッコリー、花き、果樹

 

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