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広島県本部

三次CBSが農場HACCPを取得

肉牛出荷までの工程まとめ、衛生・飼育環境も整備

 広島県本部の直営農場「三次CBS(キャトルブリーディングステーション)」が9月に農場HACCPを取得しました。農場HACCPは、畜産生産の各工程で危害要因を防止する管理ポイントを設定し、継続的に監視・記録を行うことで、農場段階で危害要因や製品の危害汚染をコントロールする手法です。


 畜産物の安全性確保と生産性向上を図るため、農場HACCPの取得に約3年かけて取り組み、県本部直営農場「高宮実験牧場」に続いて2つ目の農場HACCP取得となりました。
 哺育(ほいく)牛と育成牛について、それぞれ素牛(もとうし)の導入から出荷までの一連の工程を文書化し、食品製造・加工において清潔で衛生的な環境の確保のため、整備すべき要件の構築を行いました。
 また、農場内の整理整頓や防疫対策などの衛生対策を行い、職員への農場の衛生管理や知識を深めるための教育・訓練を徹底。安全・安心な素牛づくりを行うため、一般的衛生管理プログラムに準じた衛生対策を行うなど牧場環境整備に努めました。
 同農場の林眞寿美場長は「生後2週間から9カ月の牛の衛生環境、飼育環境を整えることで、ストレスを与えないアニマルウェルフェア対応のできる農場を目指したい」と話しました。

農場HACCP取得の認証書を掲げる職員(広島県三次市で)
 
 
 
 

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