ニュース&トピックス
米穀部
2024年11月11日(vol.1091)
米生産・流通の現状について記者説明会
適正価格への理解を求める
全農は10月17日、東京・大手町のJAビルで、農政クラブ(農林水産省内の記者クラブ)や農協記者クラブに所属する23社29人の記者に対して、記者説明会を実施しました。
令和5年産精米は高温障害によって歩留まりが低下していたことや、インバウンド需要の増加などにより端境期(はざかいき)の在庫が不足したことで、今夏は米不足に関する報道がありました。
このような状況を受け、記者の方々に米の情勢に関する正しい理解を深めていただくことを目的として、米の生産・流通をテーマとした記者説明会を開催しました。
全農の米穀農産事業担当役員である金森正幸常務理事から米を取り巻く情勢、流通・価格設定の仕組みと全農の取り組みについて説明しました。質疑応答では、来年の端境期における需要動向など多くの質問が出され、米に対する記者の関心度の高さがうかがえました。
全農は今後も「再生産可能な適正価格」の理解醸成に向けてメディアとのコミュニケーションを図ります。