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世界初 ウインドチャレンジャー搭載船舶で穀物輸送

穀物サプライチェーンの脱炭素化に着手

 全農は商船三井ドライバルク(株)と連携して、世界で初めて風力補助推進システム「ウインドチャレンジャー」を搭載した船舶を利用した穀物輸送に着手しました。


 牛や豚、鶏といった家畜の飼料となる穀物は、主に海外から海上輸送で輸入されています。近年、世界的に温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)排出量の削減が求められる中、全農は新たな取り組みとして商船三井と(株)大島造船所が中心となって開発した、硬翼帆(こうよくほ)式の風力補助推進システム「ウインドチャレンジャー」を搭載した船舶を用船。米国における全農グループの穀物輸出基地である全農グレイン(株)で穀物を積み込み、日本まで海上輸送を行いました。

 この装置によって燃料消費を効率化し、1航海で航路などの条件次第で約7〜16%の燃料節減およびGHG削減効果が期待されます。本船は6月に長崎県で行われた命名式で、全農の由井琢也常務理事により「GREEN WINDS」と名付けられました。同取り組みは、穀物サプライチェーンの脱炭素化に向けた第一歩であり、全農は今後も持続可能な畜産酪農事業を推進していきます。

全農グレインで穀物を積み込む様子
「ウインドチャレンジャー」を搭載した船舶

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