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青森県本部

「令和6年度りんご販売懇談会」を開催

集荷目標720万箱、前年産比134%目指す

 青森県本部は8月27日、弘前市で「令和6年度りんご販売懇談会」を開催し、令和6年産は系統集荷720万箱(1箱20kg)、前年産比134%、販売計画は1200万箱(1箱10kg)、同133%に設定しました。


 懇談会には、全国の取引会社や県関係者、JAの代表者ら約210人が出席し、計画達成に向けて意識統一を図りました。

 重点実施策として生産面では、交信かく乱剤「コンフューザー」設置面積拡大による防除の徹底や、JA・品種別集荷目標に基づく集荷推進、販売面では、卸売市場との連携強化による有利販売の実践と、コスト増嵩(ぞうすう)を反映した価格形成に係る理解醸成に取り組むこととしました。また、物流対策としてパレット輸送拡大に向けた選果施設改修の検討などにも取り組みます。

 県本部運営委員会の乙部輝雄会長は「近年の異常気象による収穫量の減少で価格は高値基調で推移している。一方、生産者の高齢化・労働力不足により生産基盤の脆弱(ぜいじゃく)化が進行している現状もあることから、消費地と産地が一体で施策を進め、組合員所得の向上に取り組んでいく」と決意を語りました。

開会のあいさつをする乙部会長

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