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群馬県本部

キュウリ収穫ロボットの見学会を開催

スマート農業導入による労働力補完を目指す

 群馬県本部と県、県園芸協会は7月12日、県本部の園芸作物生産実証農場で「キュウリ自動収穫ロボット」の現地見学会を開催しました。


 収穫ロボットは、農業スタートアップ企業のAGRIST(株)が開発したもので、キュウリのつる下ろし栽培をするハウス内をレール走行式で移動しながら収穫します。上下に動くアームに搭載されたカメラが収穫適期のキュウリを人工知能(AI)で判別し、アーム先のハンドがキュウリをつかみ、つるから切り離します。

 見学会には、県内のキュウリ生産者やJA・県・県本部の関係者ら78人が参加。AGRISTによるロボットの概要説明や実証農場での導入結果について報告を受けた後、圃場(ほじょう)へ移動して実際にロボットによる収穫を見学しました。参加者は、稼働するロボットを興味深く見学しながら性能や稼働の様子を確認しました。

 当日は病害虫AI診断サービスの開発を行う(株)ミライ菜園による病害虫予報アプリの紹介も行われ、多くの生産者および関係者が新たな技術に触れる機会となりました。

キュウリ収穫ロボットの性能について説明を受ける参加者
稼働中の収穫ロボット

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