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福岡県本部

ザルビオ × KSAS 水稲可変施肥試験実施

圃場の地力を見える化 可変施肥により生育むらの改善へ

 福岡県本部は6月18日に栽培管理支援システム「ザルビオ(R)フィールドマネージャー」と(株)クボタの圃場(ほじょう)管理システム「KSAS(ケーサス)」 とを連携し、水稲の生育むらの改善を目的とした可変施肥試験を実施しました。


 同試験はJAみい、福岡県朝倉農林事務所久留米普及指導センター、クボタアグリサービス(株)の協力のもと、JA管内の農事組合法人「新田」の圃場で水稲「元気つくし」の田植えの際に行われました。

 ザルビオの地力マップを基に生成した可変施肥マップを事前にKSASと連携し、元肥「ちくごのめぐみ444」を使用した可変施肥対応の田植機で、田植え同時可変施肥を実施しました。

 今後、定期的にJA、久留米普及指導センターと同圃場の生育調査を実施し、ザルビオの生育予測や病害防除推奨アラート機能も活用しながら、効果を実証します。

 8月上旬の穂肥では、ドローンを用いて可変施肥と、均一施肥をそれぞれ実施し、生育への影響を確認する予定です。また、従来の方法で栽培する慣行区も設置し、継続的に試験区との生育具合や収量の違いを調査していきます。

可変施肥対応の田植機
関係者らが見守る中、田植えと同時に可変施肥を実施

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