コミュニケーション

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耕種総合対策部 TAC推進課

親子・世代間の話し合いのきっかけづくりへ

より実践的な事業承継支援に力

 全農は、農業の重要課題である事業承継について、全国のJAや県域TAC、担い手サポートセンターと共に支援しています。取り組み開始から3年目となる今年度は事業承継に関する啓発活動に加え、取り組みの実践につながるよう支援を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事業承継支援ツールの充実
事業承継ブック(親子版)㊧と事業承継ブック(集落営農版)㊨

 2017年1月に発行した「事業承継ブック(親子版)」は、日々担い手に訪問しているTACが、親子間の話し合いのきっかけづくりや話し合いのフォローなど、円滑な事業承継支援に活用できるツールです。TACによる「事業承継ブック(親子版)」の活用が進む中、親子間だけでなく集落営農組織内の事業承継支援についても多数要望が寄せられました。そこで、2018年5月には「事業承継ブック(集落営農版)」を発行し、集落営農組織内の世代を超えた話し合いの促進に向けて活用をすすめています。

県域TAC・事業承継支援に関わる県域職員向け研修会の開催

 6月13、14日、県域TACと事業承継支援に関わる県域担当者を対象とした研修会を開きました。研修会では、事業承継の必要性や事業承継ブックの活用方法に加え、事業承継支援のロールプレイングなどを実施しました。受講者からは「研修内容を県域で展開し、現場で事業承継ブックを活用していきたい」といった積極的な声が聞かれました。更に、事業承継の研修ツールの拡充を図り、各県の研修会を支援していきます。

TAC・普及指導員や集落営農組織、農業関係者向けの啓発活動

 2017年度に各県域・JA・農業関係組織で開催された事業承継研修会は、延べ70回以上、4000人を超える職員が受講しました。今年度も各県域やJAでの研修会に加え、集落営農組織向けの研修会、行政等関係機関で農業ビジネス関係者向けのセミナーや職員向けの研修会を開催しています。

 今後も、JAグループのみならず、行政等関係機関と連携強化を図り、事業承継が進むよう取り組み支援を進めていきます。

事業承継ブック活用のきっかけづくりとなるグループワークを実施
宮崎県普及指導員向け研修会でグループワークを実施

 

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