ニュース&トピックス
麦類農産部
2024年7月15日(vol.1078)
第57回全農乾椎茸品評会審査会を開催
国産乾椎茸の継続生産・品質向上に向けて
全農は第57回全農乾椎茸(ほししいたけ)品評会審査会を(株)三幸第二工場(埼玉県上尾市)で開催し、全国14県437点の出品の中から各賞の受賞者を決定しました。
今年の原木乾椎茸は、発生に必要な時期に降雨はあったものの、気温の変動が大きく、栽培管理が難しい年となりました。春子作柄は西日本地区の不作の影響もあり、全国で前年比83%の1250tと推定されています。そのような状況の中、全国から多くの出品がありました。
厳正な審査の結果、農林水産大臣賞4点をはじめ、6部門32点および奨励賞2点の入賞を決定。団体優勝は岩手県本部、準優勝は静岡経済連となりました。静岡県の桑名二朗氏は通算10回目となる農林水産大臣賞を受賞し、名人位に就位しました。
全農は、品評会の開催を通して生産者の継続生産や高品質生産に貢献していくとともに、原木乾椎茸のおいしさや栄養価を多くの人に発信し、消費拡大にも取り組んでいきます。