ＪＡ古川産子実とうもろこしを配合飼料に

肉牛への給与開始にあわせて記者発表でPR

　全農は6月3日、宮城県大崎市で開催された「JA古川産子実とうもろこし配合飼料原料として継続的利用開始」に関する記者発表（主催：JA古川）に出席しました。日本農業新聞のほか、地元テレビ局も取材に訪れるなど、多くのメディアが注目する記者発表となりました。

　JA古川と全農は2022年度から子実とうもろこしの大規模実証に取り組んでいます。今回、JA管内で生産した23年産子実とうもろこしを配合飼料原料として使用開始したことから、関係者や報道機関を招いて記者発表を行いました。

　JAは実証の概要を発表し、配合飼料の製造を担うJA全農くみあい飼料（株）は飼料をめぐる情勢と同社での子実とうもろこしの利用方法を説明しました。

　記者発表後、JAは参加者を管内の肉牛農家に案内し、実際に肉牛に配合飼料が給与される様子を紹介しました。子実とうもろこしを食べた肉牛は、今年の12月ごろから出荷される予定です。