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麦類農産部

大豆1000t規模の低温倉庫が落成式

全農も参加する東海・大豆コンソーシアムが名古屋市に建設

 全農と(有)古田商店、互明商事(株)の三者で組織する「東海・大豆コンソーシアム」は、愛知県名古屋市に、庫内温度を15度以下に保ちながら大豆を1000t規模で保管できる低温倉庫を建設し、5月30日に落成式を行いました。


 国が実施する「麦・大豆ストックセンター整備対策事業」を活用して、国産大豆の安定供給と流通の円滑化を図ることを目的に、「東海・大豆コンソーシアム」を事業主体として同倉庫を建設しました。増産傾向にある国産大豆の保管対策と消費地に近いストックセンターとしての活用を目指しています。

 落成式には全農の高尾雅之常務理事をはじめ、来賓として農林水産省、東海農政局の関係者らが出席しました。高尾常務は「この施設を活用することで、国産大豆の生産拡大、流通の活発化につなげていきたい」とあいさつしました。

 全農は同施設を国産大豆の消費地ストックセンターとして活用することで、実需者に安定供給を図り、さらなる消費拡大に取り組んでいきます。

関係者らとともに落成式を開催
低温倉庫外観

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