タイで初の山形県産プロモーションイベント

折原会長、吉村知事らが「やまがた紅王」「つや姫」PR

　山形県本部と山形県は5月30日、タイのバンコクでサクランボなどの県産農畜産物プロモーションイベントを開催しました。山形県本部運営委員会の折原敬一会長や吉村美栄子山形県知事が、昨年本格デビューした大玉新品種「やまがた紅王（べにおう）」などをPRしました。

　タイでのプロモーションイベントは今回が初めて。現地のファンやインバウンドによる需要増を図るため、現地小売店のバイヤーやレストラン関係者ら約50人を招待し、加温栽培の「やまがた紅王」や県産農畜産物を使用した料理を振る舞いました。

　会場で提供した「やまがた紅王」は、2月に連携協定を締結したJAL東北支社とJAL Agriport（株）に輸送を依頼し、食味・食感ともに良好な状態を保ったまま提供できました。来場者からは「すぐにでもタイで販売したい」という声が多数あがりました。

　翌31日は、タイ国内最大級の食品総合見本市「THAI FEX2024」で、折原会長と吉村知事が県産ブランド米「つや姫」の試食品を配布。開始早々に試食米がなくなるほど好評で、県産農産物の品質の高さをアピールしました。