ニュース&トピックス

ニュース&トピックス
広島県本部

高宮実験牧場が農場HACCP取得

危害要因を洗い出し、安全・安心な広島和牛を提供

 広島県本部が運営する「高宮実験牧場」が農場HACCPを取得しました。農場HACCPは、畜産生産の各工程で危害要因を防止する管理ポイントを設定し、継続的に監視・記録を行うことで、農場段階での危害要因をコントロールする手法です。


 同農場では畜産物の安全性の確保と生産性の向上を図るため、農場HACCPの取得に約6年かけて取り組んできました。

 農場内の整理、清掃などの5S活動※をはじめ、素(もと)牛の導入から出荷までの一連の工程を一つずつ見直した後、危害要因を洗い出し、対策について検討しました。

 その後、生産の全ての工程を文書化し、現場の職員への教育・周知を徹底しました。また、1年に一度、農場HACCPが問題なく実施できているかの内部検証を実施するなど、消費者により安全・安心な和牛を提供するための衛生管理システムを整えました。

 今後も、広島和牛の生産振興と消費者へ安全・安心な広島和牛を届けていくために、他の農場でも認証取得に向けて取り組んでいきます。

※5S活動…職場環境を整えるための仕組みづくりや改善のこと。「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の5つのS

認証書を掲げる職員(広島県安芸高田市高宮町で)

カテゴリー最新記事

ページトップへ