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青森県本部

リンゴ高密植わい化栽培普及へ

青森県営農大学校に実践農場を開設

 青森県本部は5月9日、リンゴ農家の担い手育成や高密植わい化栽培の普及を図るため、七戸町の青森県営農大学校に実践農場を開設しました。約10aの実践農場には、2026年までに約400本の苗木を植える予定です。


 県本部は農場に点滴かん水装置、遮光資材などの栽培用資材を設置し、同校の果樹課程で栽培技術を学ぶ学生の実習を支援しています。

 コンパクトな木を狭い間隔で育てるリンゴ高密植わい化栽培は、一般的な丸葉栽培と比べて成園化が早く、作業効率が良くなることから、高齢化や後継者不足でリンゴ農家が減少する中、生産性に優れた栽培方法として注目されています。

 同日行われた記念セレモニーには、成田具洋県本部長や宮下宗一郎青森県知事、同校の松江利英校長のほか、学生約50人が出席し、「ふじ」と「シナノゴールド」の苗木100本を定植しました。

 成田県本部長は「次世代を担う若者たちに栽培技術を学んでもらい、リンゴの生産基盤を維持したい」と話しました。

学生と高密植わい化栽培のリンゴを定植する成田県本部長(右)
実践農場で行われた記念セレモニー

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