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米穀部

日清食品(株)と生産者交流プロジェクト

加工用米産地のJA秋田おばこで田植え体験

 全農は5月27日、秋田県のJA秋田おばこ管内の圃場(ほじょう)で日清食品(株)とともに生産者交流の場として田植え体験を実施しました。全農と日清食品(株)は、2023年10月から国産農畜産物の供給と物流に関する包括的な連携を開始しています。


 日清食品(株)から「産地や生産者をより深く理解する機会を設けたい」との要望を受け、今回の生産者交流プロジェクトを発足しました。

 日清食品(株)が手がける「日清カレーメシ」などのカップライス商品には、全農が供給する加工用米が一部原料として使用されています。また、同JAは、全国有数の加工用米の産地であることに加え、20〜24年の5カ年にわたって全農と加工用米の長期契約を行っていることから、今回同JA管内での開催となりました。

 田植えを体験した日清食品(株)の深井雅裕常務取締役は「お米がどのようにでき、生産者がどういった思いでお米を作っているのかを知ることができた。自社商品に対する思いも変わってくる」と感想を述べました。

手植え体験を行う日清食品(株)の深井雅裕常務取締役(左)と全農の高尾雅之常務理事
プロジェクトに参加した関係者

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