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麦類農産部
2024年6月10日(vol.1074)
全国納豆鑑評会で全農会長賞を授与
国産大豆使用率を高め需要拡大へ
全農は5月10日、東京・上野で開催された「令和5年度(第27回)全国納豆鑑評会」(主催:全国納豆協同組合連合会)の表彰式に出席し、全農経営管理委員会会長賞を受賞した(有)ミドリヤ(福島県)と道南平塚食品(株)(北海道)に高尾雅之常務理事が表彰状を授与しました。
全国納豆鑑評会は、納豆日本一を決めるコンクールとして納豆の製造技術改善と品質向上を目的に毎年開催されています。審査は納豆の外観、香り、味・食感の3項目について評価しました。
今回は全農経営管理委員会会長賞として小粒・極小粒部門で(有)ミドリヤの「みのり納豆ほのか」、大粒・中粒部門で道南平塚食品(株)の「北海道の大粒くま納豆」が選ばれました。
受賞したそれぞれの商品には北海道産大豆の「スズマル」「とよまさり」ほか国産大豆が使用されています。大豆は輸入依存度の高い作物であり、国の政策で増産が目指されていますが、納豆の国産使用比率は24%とまだまだ低い状況です。全農は鑑評会などを通じて、国産大豆の需要拡大を積極的に推進します。