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栃木県本部

後継者・高校・大学校肉牛枝肉研究会を開催

若手の肥育技術向上・生産意欲の高揚を目指して

 栃木県本部は4月19日、東京食肉市場(東京・品川)で「栃木県後継者・高等学校・大学校肉牛枝肉研究会」を開催しました。県内の肥育経営後継者と日頃和牛の飼育に取り組む学生らが一堂に会し、それぞれが育てた枝肉の肉質を競い合いました。


 同研究会は、次世代を担う若手や学生の肥育技術と生産意欲の向上を目的として、毎年開催しています。当日は、同研究会に出品した若手生産者や高校生ら約50人が集まり、枝肉や競りを見学。高校生は初めて見る光景に興味津々で、「目の前で見るのは初めて。勉強になる上にわくわくする。将来は畜産に携わる仕事に就きたい」と話す高校生もいました。

 審査の結果、第1部:交雑種・後継者の部は長谷川大地さん(JA足利)、第2部:黒毛和種・高等学校・大学校の部は県立真岡北陵高校、第3部:黒毛和種・後継者の部(=とち和会の部)は町井一貴さん(JAかみつが)がそれぞれ最優秀賞を獲得しました。町井さんは昨年に続き2連覇となりました。

 今後も後継者育成を継続し、生産基盤の維持拡大に取り組みます。

審査の結果、各部で最優秀賞を決定
枝肉を見学する高校生
黒毛和種・高等学校・大学校の部で最優秀賞を獲得した真岡北陵高校の生徒ら
研究会に参加した高校生ら

 

最優秀賞(2連覇)の町井さん(右)
審査講評の様子

 
 

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