新会社「ＪＡ全農Ａコープ株式会社」が発足

地域を支える店舗として永続的に活動できる経営体質へのチャレンジ

　全農グループ会社である（株）Aコープ東日本、（株）エーコープ近畿、（株）Aコープ西日本は4月1日に合併し、社名を「JA全農Aコープ（株）」に改め、新たなスタートを切りました。

　新会社は、各社運営ノウハウの共有化やスケールメリットの獲得により収益力を高め、出店や改装に関わる投資や地域に必要とされる店舗であるための販売戦略を展開します。また、効率的な要員体制を構築し、システム統合や拠点集約で運営コストの削減を図り、新人事制度のもと挑戦心を持った人材の育成と夢を実現できる企業風土を醸成します。

　東京・大手町のJAビルで開催された出発式で、宗村達夫社長は「あらゆる方策を講じて財務状態を改善しながら、現場業務のレベルアップと効率化を進め、永続的に活動できる経営体質を構築し、従業員の社会貢献意欲と満足度を高めることでお客さまの満足度を高めたい」と意気込みを語りました。全農の折原敬一経営管理委員会会長は「地域の国産農畜産物販売拠点、組合員の生活を支える店舗として組合員・消費者に愛され、支持される会社となることを期待する」と激励の言葉を送りました。