JAズームイン

JAズームイン
徳島県
JA板野郡

「広報モニター」で農業理解 24年度から「JA徳島県」へ

園芸作物は県内有数 「春にんじん」全国1位

 JA板野郡は徳島県の北東部にあり、日本有数の河川である吉野川中下流域北岸に位置しています。管内は吉野川の豊かな水資源と沖積土壌を中心とする立地条件、さらに瀬戸内の温暖な気候を生かし、ニンジン・ブロッコリー・レタスなどの園芸作物を主体とする県内有数の農業生産地帯です。特に「春にんじん」は全国1位の産地を誇っています。

 経営基盤のさらなる安定により、組合員と利用者が期待するサービスの提供を可能とするため、2024年4月に県内9JAが合併し、「徳島県農業協同組合」が発足します。地域密着の組合員第一主義を掲げ、これまで以上に組合員の皆さまのもとへ足を運び、ご意見やご要望を伺い、新たな事業展開に反映していきます。

ブロッコリー収穫体験の参加者ら
収穫したブロッコリー

 

広報モニターを委嘱 ブロッコリー収穫体験も

 22年4月から准組合員10人を「広報モニター」に委嘱し、収穫体験などを通じた農業に対する理解を深めるとともに、JAの広報誌やイベントに対する率直な意見をいただき、活動の参考にしています。

 広報モニター活動の一環として、23年12月に「ブロッコリー収穫体験」を開催しました。広報モニターの方だけでなく、組合員とその家族にも募集をかけ当日は20人が参加しました。多くの参加者は、ブロッコリーの収穫が初めてだったため、JA職員から収穫方法の説明を受け、約1時間収穫しました。子どもたちは「大きいの採れた」「僕のブロッコリーの方が大きい」と笑顔で楽しそうに収穫していました。

 今回の活動は、農業の楽しさや大変さを感じてもらい、農業に対する理解を深めていただく良い機会となりました。合併後もさまざまな活動を行っていきます。

収穫方法を説明するJA職員
企画したブロッコリー収穫体験

 
 

JA板野郡(徳島県)

概要

2023年3月31日現在

正組合員数 7747人
准組合員数 4329人
職員数 200人
販売品取扱高 75億2千万円
購買品取扱高 25億6千万円
貯金残高 1249億5千万円
長期共済保有高 2769億円
主な農産物 ニンジン、ブロッコリー、レタス、レンコン

カテゴリー最新記事

ページトップへ