ニュース&トピックス
新潟県本部
2018年7月16日(vol.850)
タマネギ作付け規模別収穫で実演会
作業の負担軽減と時間短縮を提案
新潟県本部(施設農機部)は、平成23年度から「園芸機械の貸し出し」などによる園芸振興に取り組んでいます。特にタマネギは、複数のJAで作付面積が拡大、作付面積が1㌶以上の生産者が出始める中、課題となっている収穫作業について、規模別に収穫実演会を開きました。
新潟市内で6月25日に開いた「大規模生産者向け収穫実演会」では、井関農機㈱・ヤンマーアグリ㈱の協力で、「根切り」「掘り取り」「拾い上げ」の各作業を効率的に行う様子を実演し、時間短縮と労力軽減に向けた解決策を提案しました。
当日は、JAの役職員や生産者の他、県、土地改良区の関係者など約200人が参集し、園芸生産拡大への関心の高さがうかがえました。
小型機と比べ3倍以上の収穫作業効率となる県内未導入の「大型拾い上げ機(ピッカー)」を目の当たりにした参加者から「大幅に拾い上げ時間が短縮できる」「重いコンテナを手作業で運ぶ必要がなく、体の負担が全く違う」など生産拡大に向け前向きな感想が多く聞かれました。
今後も生産規模に応じた課題解決策の提案により、JAグループ自己改革の目標である生産者の「手取り最大化」「生産拡大」を後押ししていきます。