ニュース&トピックス
畜産生産部
2018年7月16日(vol.850)
クリニックセンター新検査棟が竣工(しゅんこう)
耐震性、気密性の強化で建て替え
千葉県佐倉市にある全農家畜衛生研究所は、クリニックセンターの施設に関して耐震性、気密性の強化を目的とした新検査棟の建て替え工事を終え6月14日、竣工式を執り行いました。
竣工式には34人の関係者が参列し、麻賀多神社宮司による神事が執り行われ、直会では施主を代表して畜産生産部の齊藤良樹部長、設計・監理を代表して㈱JA設計の長澤社長、施工を代表して㈱フジタの當房千葉支店長があいさつし、今後の施設運営の繁栄・安全祈願を行いました。
家畜衛生研究所は平成元年にJAクリニック制度を発足させ、現在全国約1600戸の加入農家が検査を利用しています。
JAクリニック制度は検査を活用した生産指導のシステムで、家畜の健康状態を把握するため血液検査などの各種衛生検査をクリニックセンターで年間約21万検体実施し、その結果に基づいて各地域の衛生担当者(獣医師)が防疫対策やワクチン接種・投薬などのプログラムを提案し、畜産農家の生産性向上と安全な畜産物の生産を支援する本会独自のシステムです。