第７回和牛甲子園開催 過去最多４１校が出場

鹿児島県立鹿屋農業高校が総合評価部門で最優秀賞

　全農は1月18、19日、東京都港区で第7回和牛甲子園を開催しました。今回は、過去最多となる25道府県41校が出場し、出品牛も同じく過去最多の59頭となりました。総合評価部門の最優秀賞は、鹿児島県立鹿屋農業高校が受賞しました。

　和牛甲子園は、和牛を飼育する全国の農業高校の生徒“高校牛児”たちの大会です。「将来の担い手候補である高校生の就農意欲の向上」と「日本各地で同じ志を持つ高校生同士のネットワークを創出し、意欲と技術の向上を図ること」を目的に2018年から全農主催で開催しています。

　飼育に関する日頃の取り組み内容を競う取組評価部門、育てた和牛の肉質を競う枝肉評価部門の2部門を評価し、総合評価部門の最優秀賞を選出します。

　取組評価部門で「地域資源の活用で和牛の魅力を未来へつなぐ」を発表し審査員特別賞を受賞、枝肉評価部門でもA５等級、BMS（脂肪交雑）最高評価である12番の素晴らしい評価で最優秀賞を受賞した鹿児島県立鹿屋農業高校が総合評価部門の最優秀賞に輝きました。

　今後も全農は、和牛甲子園を通じて全国の“高校牛児”を応援していきます。